乳児脂漏性湿疹(新生児脂漏性湿疹) 乳児脂漏性湿疹は、患部をよく洗って清潔に保つことで、生後8~12 か月ごろまでには自然に治ります。 基本的には積極的な治療は不要ですが、赤みやかゆみなどの炎症を伴う場合、症状が長引いている場合は外用薬による治療が必要です。
乳児湿疹には何を塗る?
乳児湿疹にはワセリンがおすすめ ワセリンの主な目的は、肌の表面に油膜を張り、肌の乾燥を防ぐことです。 内側からの水分蒸発を防ぎ、肌の潤いをキープするために使います。 ワセリンの油膜は汚れをはじくため、汗や汚れといった外部刺激から肌を守る効果も期待できます。
なぜ乳児湿疹がでるのか?
乳児湿疹の原因は諸説ありますが、胎盤を通して赤ちゃんに渡されたママの女性ホルモンが皮脂の分泌を促すためと考えられています。 また、赤ちゃんは毛穴が小さいため皮脂が詰まって炎症をおこしやすく、湿疹が悪化しやすいのも特徴の一つです。
乳児湿疹はいつまで?
乳児湿疹はいつまでつづくのか 生後2-3か月頃までは皮脂が多く分泌されることによる湿疹、その後は乾燥による湿疹、と様子を変えて長く続くこともあります。 ただ、多くの赤ちゃんは正しいスキンケアを続けることによって皮膚バリアも備わってきて1歳ころには落ち着いてくることが多いようです。
乳児湿疹はいつから?
生後2週間ごろ〜1歳前後まで見られる 個人差はありますが、生後2週間ごろから見られ、1歳になるころには落ち着く赤ちゃんが多いようです。 その中でも、生後2〜3ヶ月ごろは皮脂の分泌が多くなるので乳児湿疹が現れやすいです。 その後の湿疹は、乾燥によるものが主な原因で、肌が成長していくにつれ自然に治っていくことが多いです。