歯根破折すると 破折した部分から細菌が入り込み、周辺の歯茎が腫れたり、噛んだ時に痛みを感じたりするようになります。 また細菌感染による炎症で周辺の骨が少しずつ溶け始め隣の歯にも影響を及ぼすこともあります。 歯根破折は起きてしまうと抜歯以外の余地がほとんど無い厄介な状態です。 10 февр. 2022 г.
歯根が割れたらどうなる?
歯根破折を起こし細菌感染が起きると、炎症が引き起こされて歯を支えている骨の吸収が始まります。 そのため、歯根破折して炎症のある状態を長期に放置すると大きく骨が吸収してしまいます。 大きな骨吸収は抜歯後の処置(ブリッジ、インプラント、入れ歯)に悪影響を与えます。
歯根破折 どうやってわかる?
歯根破折となると周囲の歯茎が腫れて膨らんだ形になることがあります。 噛むと特定の歯が痛んだり、違和感がある場合は、歯根破折の前兆の可能性があります。 歯根破折により歯が割れると、隙間から雑菌が入り込み、強い痛みを感じることがあります。 特に特徴的なものが神経を抜いた歯が痛むこと。
歯が割れたらどうすればいい?
歯が割れた範囲が根まで達している場合でも、割れた範囲によっては、クラウンレングスニングなどの歯茎の処置をして、ひび割れを歯茎の外に出した後、ファイバー樹脂の土台を入れ、中からひび割れを抑え、さらに被せ物を被せて、外側からひび割れを抑えることによって、歯を抜かないで保存できる可能性があります。
歯根破折 なぜ?
歯ぎしりや食いしばりがあったり、歯並びや噛み合わせが悪く、その歯に力が集中したりする場合、歯の根っこに強い圧力がかかり続けることで歯根破折を起こします。 歯冠破折のように1回で割れるというよりは、歯の根っこに小さなヒビが入り、それが日常の中で持続的な強い力がかかることで、ヒビが徐々に広がっていって割れることが多いです。