歯肉炎になると、歯茎が赤く腫れたり、ブラッシングをしたときに歯茎から出血したりします。 一方で、歯周病へと進行すると、歯茎の腫れや出血だけでなく、「歯茎から膿が出る」「口臭がきつくなる」「歯がグラグラする」といった症状が出てきます。 24 мар. 2022 г.
歯肉炎になるとどうなる?
軽度の状態(歯肉炎)になると、歯茎が腫れてピンク~赤色を呈し、ブラッシング時には出血が気になるようになります。 この時点では歯槽骨への影響はなく、歯周病であることに気付きにくい状態ですが、適切なプラークコントロールを行えば、元の健康な状態にまで改善できる場合もあります。
歯肉炎 何歳から?
いつも口の中が汚れている子どもたちは、5歳前後から歯肉炎が徐々に始まり、歯周病がじわじわ起きてきます。 厚生労働省の歯科疾患実態調査(昭和62年、旧厚生省公表)によると5~14歳で33%の小中学生の3人に1人が歯肉炎・歯周病にかかっています。 すなわち、子どもたちは歯周病(歯槽膿漏)になる予備軍なのです。
歯肉炎の特徴はどれか?
1)歯肉炎 歯周病の初期の段階では、炎症が歯と歯ぐき(歯肉)に限局し、歯と歯ぐきの境目が赤く腫れたり、触れると出血したりします。 健康な状態と比較して歯ぐき(歯肉)が腫れて盛り上がりますので、歯肉溝が深くなり、これを歯肉ポケット(仮性ポケット)と呼びます(図1,2)。
歯肉炎 どうやったら治る?
歯肉炎の段階であれば、自宅でおこなう歯磨きに加え、歯科医院でのケアによってプラーク・歯石を取り除くことで治癒させることができます。