私たち歯科医師が、歯を削るにも、ダイヤモンドを使っているのです。 これは歯の表面をおおっているエナメル質が、ダイヤモンドと同じくらい硬いからです。 硬さを計る単位(モース硬度)を使って正確にいうと、ダイヤモンド10、エナメル質は7です。
歯と骨どちらが硬い?
お察しのことと思いますが、答えは「歯」です。 脳を守るための頭蓋骨、そして骨の中で一番太い大腿骨よりも、歯は硬いのです。
歯はどれくらい硬いのか?
人の歯は、モース硬度だと「7」です。 モース硬度7とは、水晶と同じくらいの硬さです。 鉄のモース硬度が「4」なので、歯がとても硬くて傷が付きにくい事が分かります。 特に歯の表面を覆っている「エナメル質」が、人間の身体の中で一番硬い組織といわれています。
歯 何番目に硬い?
そして鉄はレベル4! 人間の歯をモース硬度で表すと一体どの位置にくるのでしょうか? 歯はモース硬度7! 水晶と同じ硬さです。
鉄と歯はどちらが強いか?
硬さを表す時に使われるモース硬度の数値を見てみると、鉄がモース硬度4、そしてガラスがモース硬度5で、人間の歯は最も硬いエナメル質でモース硬度7もあります。 歯は鉄やガラスよりも硬いというのは驚きですね。 ナイフで傷を付けられる硬さは硬度4までなので、歯はナイフでも傷つかないほど硬いんです。