Cooms-Gell分類のⅣ型に属する細胞性免疫機序によるアレルギー反応。
アレルギー 何免疫?
アレルギー疾患が発現する機序としては、体液性免疫では、①抗原(アレルゲン)と免疫担当細 胞との接触、②T・B細胞協調作用による抗体産生、③抗原・抗体反応によるエフェクター細胞の活 性化、④エフェクター細胞からのケミカルメディエーター、サイトカインによる臓器でのアレルギ ー反応の出現、により症状の発現がみられる。
遅延型アレルギーはどれか?
皮膚反応が出るまでに24時間~72時間かかるため遅延型とも呼ばれるのはIV型。 抗体(免疫グロブリン)を介さず、T細胞が関与する細胞性免疫によるアレルギーです。 また「ツベルクリン型」とも呼ばれるように、ツベルクリン反応や接触性皮膚炎、金属アレルギー、薬物アレルギーなどの疾患に見られます。
遅延型アレルギー なぜ?
遅延型アレルギーは、ゆっくりと身体じゅうで炎症が進行し、さらに気づかずにその食物を食べ続けることによって慢性的な炎症となり、様々な症状となって現れます。 症状の発症が遅いため、アレルギーの原因食物を特定するのが難しく、ダメージを受け続けることによって細胞の老化にもつながります。
アナフィラキシー 何免疫?
アナフィラキシーが起こる仕組みには、免疫システムが働いています。 そのアレルゲンが体の中に入ってくると、体の中ではそのアレルゲンに対するIgE抗体が作られます。 このIgE抗体は、肥満細胞や好塩基球という細胞の表面にくっつきます。 IgE抗体とくっついて、抗原抗体反応が起こります。