歯周病は、歯周病菌に対して体が過剰な免疫反応を起こすことで初めて発症するのです。 つまり、歯周病菌が口の中に存在しない人は歯周病にはなりません。 また、歯周病菌がいたとしても、その免疫反応が適正なものであれば歯周病になる可能性はかなり低くなります。
歯周病が進行するとどうなるか?
歯周病を放置しておくと、歯ぐきから出血しやすくなったり、歯ぐきがブヨブヨしてきたり、歯が浮いたように感じるなど、歯ぐきにさまざまな症状が出てきます。 最終的には、歯を支えている骨が溶け、歯が抜けてしまう恐ろしい病気です。
歯周病になったらどうすればいい?
歯肉炎や軽い歯周病なら汚れ(歯垢、歯石)を取り除くプロフェッショナル・ケアを主体とした『歯周基本治療』だけで治ることもあります。 一方、歯肉の奥に溜まった汚れが歯周基本治療だけでは、取り除けない場合は、『歯周外科治療』を行います。
歯周病 どうやったらうつる?
歯周病の原因菌は唾液を介してうつることから、食べ物の噛み与え以外に、キスや箸・スプーンの共用などにより、歯周病菌を相手にうつしてしまう恐れがあります。
歯周病は何科に行ったらいい?
歯の痛みがリンパ節まで及ぶときは、歯科口腔外科を受診してください。 リンパ節まで痛む場合は、「虫歯」や「歯周病」、「親知らず」による炎症の症状が、かなり重い状態だと考えられます。 できるだけ早く歯医者さんをしましょう。