虫歯(う蝕)や歯周病の一番の原因は歯に付着するプラークです。 プラークを形成しやすい食べ物としては粘着性の高い食べ物があります。 また、糖分が高い食べ物もプラークを形成する細菌の活動を助ける原因となり、また糖分のせいで、う蝕にもなりやすくなります。
歯周病菌はどこからくるの?
歯周病菌が感染する経路は、唾液です。 歯周病菌に感染したお口の唾液が、入り込むことで歯周病菌に感染します。 唾液が入り込むというと、驚かれるかもしれませんが、唾液が入り込む経路はいろいろあります。
歯周病ってどんな人がなりやすいですか?
歯周病になりやすい人は、歯みがきが十分に出来ていない、喫煙の習慣がある、ストレスがあるなどの原因がある場合が多いです。 歯周病は進行すると歯を失うだけでなく、糖尿病や動脈硬化などの全身疾患に関係があることがわかってきています。 健康のために歯周病をしっかり管理していくことが重要です。
歯周病かどうかどうしたらわかる?
歯周病の検査は、プローブという針状の器具を使って歯周ポケットの深さを調べるプロービング検査、エックス線写真によって歯を支える骨の状態を調べるレントゲン検査、歯周病の原因となる歯の周囲の汚れ(プラーク)の付着状況を調べる検査などからなります。
歯周病どれくらいの人がなる?
65歳未満の成人では概ね15%前後、65歳以上の高齢者では10%強の人が歯周関連の自覚症状を有しています。 歯周病はよく「無自覚のまま進行する」といわれますが、歯周病に関連する自覚症状を感じている人は、決して少なくないことがわかります。