ポケット検査は歯と歯肉の間に存在する歯周ポケットの距離を計ります。 この数値が高ければ高いほど骨が溶けていて歯周病が進行しているということです。 正常な値が2ミリ~3ミリです。 4~5ミリが軽度、6~7ミリが中等度、8ミリ以上が重度です。
歯周ポケットの基準は?
目安として、軽度の歯周病で3~4mm、中度の歯周病だと4~6mm、重度の歯周病になると歯周ポケットの深さは6mm以上になります。 歯茎は、健康な状態のときには歯茎にぴったりと密着しています。 歯周ポケットの深さが1mm~2mmであれば、歯茎は健康な状態だと言えます。 歯周ポケットの深さは3mm以内です。
歯周ポケット どこからどこまで?
歯と歯ぐき(歯肉)の間には歯肉溝という“ミゾ”があります。 健康な歯ぐきでは、この溝の深さは1~2mm程度ですが、この“ミゾ”にプラーク(歯垢)がたまり、プラークの細菌により歯肉が炎症を起こし腫れていき、“ミゾ”が深くなります。 これを歯周ポケットといいます。
歯医者 歯茎 何ミリ?
健康な歯茎2ミリ以内歯肉炎3ミリ以内軽度歯周炎3ミリ~5ミリ程度中等度歯周炎4ミリ~7ミリ程度重度歯周炎6ミリ以上
歯周ポケットの対策は?
治療法 1)プラークコントロールによる掃除適格な歯磨きを行うなどプラークコントロールやPMTCで歯茎の炎症は改善され、多くのケースで歯周ポケットは減少し、正常値の2mmとなります。 2) 歯石取りによる歯周ポケットの掃除歯石が付いている場合には歯石除去やルートプレーニングを行います。