下あごのとがった部分「オトガイ」にチンキャップをかぶせる構造のため「オトガイ帽装置」とも呼ばれています。 対象は、主に骨の成長が活発な時期(9歳~15歳)のお子様で、不正咬合、特に受け口のお子様の治療に用いられます。
チンキャップ いつまで?
あごの成長が終わるのは女性で18歳ごろ、男性で25歳ごろと言われています。 しかしチンキャップはあごの成長が活発なときに使用するもので、それは9〜15歳ごろです。 あごの成長が終わっている大人には効果が期待できないため、大人にチンキャップが使用されることはありません。
受け口 いつからなる?
乳歯列の反対咬合・交叉咬合では3-6歳から、ほかの不正咬合では5-9歳くらいになります。 遅くなると歯の生え替わりが進み、Ⅱ期治療となり治療費なども変わるので、早めの受診をおすすめします。
受け口 治療 何歳から?
上顎の成長は、10歳まででほぼ成長がストップします。 そのため、受け口の治療では前歯の永久歯が生え変わり始める6歳から10歳までの間に受け口の治療を開始することをおすすめしております。 この期間であれば、矯正で歯並びに影響する「舌」の運動を正しくさせることにより、より自然に顎の成長を促してあげることが可能となります。
受け口 手術 何歳から?
矯正や手術に年齢制限はないため、50代からでも何歳からでも矯正の施術や手術を受けることができます。 矯正の手術には年齢制限はありませんが、できるだけ早めに改善することで見た目だけでなく口腔機能も改善することが期待できます。