3 мар. 2022 г. · コロナ禍の昨今、日常的に行われている検温。外出時には施設の入り口に設置されている“非接触型”の体温計でそれは行われている。
非接触体温計 どこにあてる?
おでこやこめかみにかざすタイプや、耳に入れて測るタイプもこれにあたります。 非接触式なので、人体だけではなく、室温や液体といった温度を測れるものも。 衛生的に使えるのはもちろんのこと、測定部位にかざしてボタンを押せばすぐに測れるので、不特定多数の計測が必要な場所では非常に重宝されます。
非接触式体温計の仕組みは?
原理: 全ての物体から放射される赤外線の強さ(エネルギー量)は温度が高くなるに従い増加しますので、そのエネルギー量を検知することで温度を知ることが出来ます。 安立計器の放射温度計は、測定物から発せられる赤外線を集光し検出素子を暖め、その素子の温度変化を測定して測定物の温度を測る温度計です。
熱 脇の下 なぜ?
身体に負担をかけず、中核温に近い温度が測れる場所として、ワキの下や口中(舌下)、耳、直腸などを用いています。 日本では、ワキの下が主流になっています。 ワキの下をしっかり閉じて、中核温近くまで温まるのにおよそ10分かかります。 この温まった時の温度を平衡温といいます。
非接触体温計 おでこ 手首 どっち?
次に測定する部位によっても違いが。 非接触体温計の多くはおでこで測りますが、おでこで測定して低く表示され、手首で測り直した場合、今度はやや高めに出てしまうといったこともあります。 体の中心に近い方が高い傾向があるためですが、非接触体温計には機器によって適正に測れる部位が設定されています。