喘鳴(ぜいめい)は、狭くなった気管や気管支を無理に通る空気でのどが笛のように鳴っている状態で、「ゼーゼー・ヒューヒュー」という異常な呼吸音が連続的に発生します。 気管支喘息の発作や異物誤飲などによって起こります。 気管支喘息で喘鳴が起こると、痰の分泌が盛んになって気道を塞ぎ、呼吸困難になります。
喘鳴 どこから?
息を吸うときに音がする場合は鼻からのどにかけて原因があることが多いです。 息を吐くときに聞こえる場合は気管支や肺が原因であることが多いです。 肺がんのように治療をしなければ改善しない喘鳴もあれば、痰が気管支にたまっているときだけ聴取される一時的な喘鳴もあります。
喘鳴は何科?
「呼吸器内科」または「アレルギー科」へ 気管支喘息は、基本的に呼吸器内科で診療を行います。 また、気管支喘息はアレルギー疾患のひとつでもあり、アレルギーに関する検査を行うこともあるため、アレルギー科でも診療してもらうことができます。
喘息 喘鳴 なぜ?
気管支喘息と喘鳴(ぜんめい) 気管支の壁が厚くなり、気管支内の直径が狭くなった結果、息を吐くときに、勢いよく空気が通るため、まるで笛のようにヒューヒュー、ゼーゼーという音がするのです。
ゼーゼーする 何科?
呼吸器内科、アレルギー内科に相談してください。
喘鳴ってどんな病気ですか?
喘鳴が聞かれる他の病気としては心不全、肺気腫、上気道の感染が考えられます。 高齢者で初めて喘鳴が聞かれた場合は喘息よりも心不全や肺気腫の可能性が高いです。 2017年4月より、川崎市の元住吉にてクリニックを開院しました。 内科医と精神科医が協力して診療を行っています。 頭痛 2017.04.09 痛み止めで逆に頭痛? 薬物乱用頭痛について パニック障害は遺伝? パニック障害の症状の原因とは?
喘鳴の発作が夜間でるとどうなりますか?
喘鳴の発作が夜間でると一睡もできないくらい、苦しくなり発作の咳を一時的に収める吸入剤等で対応しますが、効果なく苦しい夜を過ごすことがあります。 その為に次に挙げるような点に注意してみてください。
吸気性喘鳴はなぜ起こるのか?
吸気性喘鳴は、主に上気道(鼻から咽頭)の狭窄が原因となって発生します。 吸気時に上気道に陰圧がかかり、気道が塞がれるために狭窄することによって喘鳴が吸気時に起こるというメカニズムです。 その原因となる主な疾患は次のようなものがあります。 呼気性喘鳴は、下気道(気管から肺)の狭窄が原因となって発生します。 時に吸気時だけではなく呼気時にも喘鳴が起こることが多くあります。 その原因となる主な疾患は次のようなものがあります。
死前喘鳴は苦しくないですか?
今までに家族の臨終に立ち会ってきた方であれば聞いたことがある呼吸の音かもしれませんが、初めてこの音を聞くと、音が大きく、苦しそうな音であり困惑すると思います。 呼吸の音が大きければ大きいほど苦しそうだと感じるし、聞いたことがない音であればなおさら苦しそうに感じますよね。 死前喘鳴は苦しくない。 周りの人は様子を看るべし ぜひ知っておいてほしいことは、死前喘鳴が聞かれるようになったら、穏やかに最後の時を過ごすべきです。 苦しそうな音を出しているので、痰を吸引してほしいかもしれませんが、多くの場合、気管内を吸引しても音は小さくなりません。 吸引しても痰がない場合がほとんどなのです。 なにより本人はそれほど苦しさを感じていないはずです。