この発作を何度も繰り返しますと気管支の粘膜は傷つき厚くなって終には少しの刺激でも発作が起きやすくなります。 しかし、喘息の病気が長いと今の症状に体がなれて、喘息の苦しさに本人自身が気づかないまま治療しないで症状が悪化すると、喘息死に至ることがあります。
喘息 悪化するとどうなる?
喘息の症状(炎症)が起こると、気道はその炎症を修復し元に戻ろうとします。 症状が軽ければ治療をしなくても元に戻る場合もありますが、発作を繰り返すうちに完全には元に戻らなくなり、気道炎症を起こした狭い状態のまま悪化してしまいます。 空気の通り道である気道が狭いままになるので、呼吸機能が低下します。
喘息悪化なぜ?
1.喘息が悪化する要因とは 喘息患者さんの気道は、慢性的な炎症によって、少しの刺激でも反応してしまうような過敏な状態になっています。 アレルギーを引き起こす物質をはじめ、ストレスや体調の変化なども、喘息を悪化させる要因となります。
喘息は完治しますか?
ぜん息は、アレルギーなどが原因となって気道に慢性的な炎症が起こり、せきやたん、ぜん息発作などの症状が起こる病気です。 成人になってからのぜん息は、完治させることが難しい病気だといわれていますが、適切な薬物治療と自己管理を継続することで、仕事への影響もなく、健康な人と変わらない生活を送ることができるようになっています。
喘息の発作何日続く?
通常は5~7日間です。 吸入ステロイドは、気管支喘息の一番大切なお薬ですが、発作が起こってから開始しても症状が良くなるまでに時間がかかります。