初めて喘息と診断される年齢や発作が多いのは2歳から5歳なのですが、そのなかでも、年に1~2回風邪をひくとゼーゼーいうけれども、あとは元気、という場合は、間欠型で、その時だけの発作を抑える治療を短期間行うだけで構いません。
喘息の診断いつ頃?
A 生後6ヶ月頃からぼつぼつ発生します。 しかし、乳児期の喘息は呼吸困難がはっきりせず、かぜを伴うことが多いためゼーゼーの強い気管支炎と診断される傾向があります。 生後9ヶ月頃よりはっきりした症状を現すものが多くなってきます。 一番発症しやすい年令は1~3才で、5才までに多くは発病します。
喘息 何歳から発症?
発症は1~2歳が多く、小学校入学までに発症する人が大半。 症状が落ち着くまで平均10年、7割の人が成人までに症状がなくなります。 ぜんそく患者の気道(気管・気管支など空気の通り道)は、常にアレルギー性の炎症を起こしているため表面の粘膜がはがれ落ちて神経が露出し、敏感になっています。
喘息 検査 結果 いつ?
レントゲン写真、呼吸機能検査は即時にその場でわかります。 血液検査は生化学検査(肝機能など)、血算検査(白血球の数や貧血の度合いを測ります)で翌日、アレルギー検査や他の項目は2ー4日間かかります。 CTは緊急で急ぐ場合は当日可能です(ただし受け入れ先病院との調整が必要です)。
喘息 か どうか 調べる に は子供?
喘息の検査としては、アレルギー性の炎症を評価する「呼気一酸化窒素(NO)分析」気管支のせまさを評価する「気道抵抗性試験(モストグラフ)」「スパイロメトリー」、アレルギー素因を確認する血液検査(IgE抗体)があります。 喘息が疑われる症状・問診・身体所見と検査結果と併せて評価を行います。
喘息 何日でおさまる?
通常は5~7日間です。 吸入ステロイドは、気管支喘息の一番大切なお薬ですが、発作が起こってから開始しても症状が良くなるまでに時間がかかります。