喘息(ぜんそく)の人の気管支をはじめとする気道の粘膜には、好酸球(白血球の一種)やリンパ球を中心とした細胞が集まり、発作がおさまっているときでも炎症が起こっています。 そのため、ちょっとした刺激で気管支を取り囲む筋肉が収縮し、空気の通り道が狭くなる「気道閉塞」が起こりやすい状態が続いています。
気管支喘息 朝 なぜ?
気管支は、急激な気温の低下によって収縮します。 夜寝る時間と明け方では約5~6℃温度の違いがあります。 特に、朝4~5時の間は急激に温度が低下しやすくなっています。 要するに、そのような夜と明け方の気温差で発作が起きてしまうのです。
喘息 なぜ痰が出る?
1−2.喘息の痰の特徴 喘息は、気道とよばれる空気の通り道に炎症が起こっている病気であるため、炎症を起こしている部分から痰の分泌量が増加したり、喉がイガイガするなどの症状が出る場合があります。
喘息 熱 何日?
重度の気管支炎では、やや高い熱(38~39℃)が出て、3~5日続くことがありますが、インフルエンザによる気管支炎でないかぎり、これ以上熱が上がることはほとんどありません。 せきは最も治りにくい症状で、治まるまでに2~3週間またはそれ以上かかることがよくあります。
呼吸器喘息の原因は?
気管支喘息は、空気の通り道である気管・気管支(気道)の粘膜に慢性的な炎症が持続し、さまざまな刺激に対して気道が過敏な反応を起こし、発作的に気道が狭くなることを繰り返す病気です。 原因となるのは、ダニやハウスダスト(アレルゲン)などの吸入ですが、原因物質が特定できない症例もあります。