床ずれの症状 床ずれの最初の症状は、皮膚に痛み、赤みやただれが起こり、水ぶくれや内出血が見られるようになります。 症状が重くなると、皮膚だけでなく皮下組織や筋肉・骨にまで達し、さらに傷口から血液中に入って高熱や意識障害を起こす敗血症になることもあります。 この傷が原因で、全身に感染が広がる可能性もあるのです。 11 дек. 2020 г.
褥瘡ができるとどうなるか?
褥瘡(じょくそう・床ずれ)の初期症状は、肌に赤み(「発赤(ほっせき)」)がみられます。 進行すると、内出血や水泡、びらんが見られます。 重症化すると皮膚が壊死し、皮下脂肪や筋肉や骨、腱などにまで傷が広がり、治りにくくなります。 また、そこから細菌が入ると、感染症を合併し死に至ることもあります。
床ずれとは何ですか?
床ずれって何かご存じですか?床ずれとは骨が出っ張っている部分の血流が 悪くなることによって起きる皮膚の変化です。 専門用語で褥瘡(じょくそう)といいます。 皮膚が赤くなる→皮膚がむけてしまう→傷が深くなるといったように進んでいきます。
なぜ床ずれになるのか?
痩せていると筋肉や脂肪などの皮下組織が少ないため、骨が出っ張りやすくなります。 すると、圧迫の影響が大きくなるため、床ずれも起きやすくなるのです。 また、関節の拘縮があると、四肢を動かすことができないために同じ姿勢が続き、圧迫が起きやすくなります。 そのほか、むくみも床ずれの原因となる可能性があります。
褥瘡 なぜ危険?
褥瘡は放置しておくと皮膚の炎症が悪化し、水ぶくれや、膿が溜まった膿瘍を形成することもあります。 さらに進行すると褥瘡から体液が漏れ出ることで、体に必要な水やタンパク質などの栄養素が失われ低蛋白血症を起こしてしまうこともあります。 また、傷口から細菌感染症を起こすこともあります。