慣習では、お墓には長男とその家族が入るのが一般的です。 次男・三男は分家の初代としてお墓を立て、長女・次女は婚家のお墓に入ります。 現在では一般的になった「先祖代々之墓」は、明治の終わり以降に普及しました。 明治時代には「家制度」が制定されました。 15 мар. 2022 г.
分家 お墓 どうする?
法律的には同じお墓でも問題ない 法律的な面を見ると、本家と分家が同じお墓に入ることに問題はありません。 お墓の使用者(永代使用権者)の了承があれば、お墓に入るうえでの制限はとくになし。 近年では、本家と分家に関わらずお墓を選ぶケースも多く、慣習にとらわれないお墓選びが進んでいます。
墓に入るのは何親等まで?
一般的な墓地や霊園は、『使用者から見て六親等以内の血族、配偶者、または三親等以内の姻族までしか納骨できない』とされていますが、それでも、自分から見た曽祖父母や甥・姪、ひ孫とその配偶者、いとことその子供・孫まで含まれるなど範囲はかなり広いんですよ。
誰でも入れるお墓?
答えは「誰でも入れる」なんです。 民法はお墓の引継ぎについて、「系譜、祭具及び墳墓の所有権は、相続分の規定によらず、慣習に従って祖先の祭祀を主催すべき者がこれを承継する。 但し、被相続人の指定に従って祭祀を主催するべき人があるときは、その者が承継する」と定めてあります。
親のお墓どうするか?
親のお墓を建てない場合は、親の遺骨を永代供養墓に入れても良いでしょう。 ただし、他人と遺骨が一緒くたに埋葬される「合祀墓」の場合は、入れたが最後取り出せなくなるので決断は慎重にしましょう。 親の遺骨を合祀墓に入れた後、叔父からクレームが来たということもあります。