肺の中にある肺胞は酸素と二酸化炭素の交換をしています。 COPD では肺胞が壊れて弾力性を失い、また、気管支に炎症が起こり、気管支の内腔が狭くなります。
COPD どこが悪い?
呼吸器疾患として重症化しやすい肺炎、気管支喘息(合併率30%)、間質性肺炎、肺癌(合併率6%)、気胸の合併があり、その他にもCOPDの肺の組織に起きている炎症から産生されるサイトカインという物質が全身を巡り、いろいろな臓器の障害を誘発します。
COPD どんな状態?
長年、たばこの煙を吸い続けると、気管支や肺胞に慢性的な炎症が起こります。 気管支は炎症のため狭くなり、肺胞は破壊されて酸素を取り込みにくくなります。 COPDの症状は咳や痰で、長い時間をかけて進行するのが特徴です。 進行すると、ひどい息切れによって日常生活にも支障を来すようになり、最悪の場合は死に至るケースもあります。
慢性閉塞性肺疾患 何科?
呼吸器内科 / COPD(肺気腫)
COPD 肺胞どうなる?
気管支の枝分かれした先にある肺胞と呼ばれる小さな袋が破壊され、肺気腫になると、体に酸素を取り込んだり二酸化炭素を排出する機能が低下します。 症状は坂道や階段を上る時に息切れをする(労作時呼吸困難)、いつも痰がからみ、せきが出るなどが特徴的です。