腹部CT検査とは 肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓などを調べます。 ガスや脂肪のためにエコーでは見えにくい、深部臓器の描出が可能です。 肝臓がん、胆道がん、膵臓がんなどの腹部臓器原発の悪性腫瘍の有無や進行度、腹部リンパ節への転移の有無などが分かります。
CT検査でどこまでわかる?
CT検査で発見することが多い病気 胸部CT検査では、肺がん、肺結核、気管支拡張症、気胸、胸部大動脈瘤、肺動静脈瘻、心臓疾患などの病変が、小さなものまで発見できます。 腹部CTは肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓などを調べますので、腹部の臓器に発症するがんを発見することができます。
CT腹部の範囲は?
腹部 CT 検査とは、上腹部を CT 装置で撮影します。 上腹部の検査で診断可能な臓器は、主に肝 臓・脾臓・膵臓・胆嚢・腎臓です。 それ以外にも副腎、大血管、腹腔内リンパ節、腸間膜にある 病変等の観察が可能です。
CT で胃がんはわかりますか?
胃がんが疑われた場合の精密検査のひとつとしてCT検査を行います。 CT検査は、胃がんそのものの発見には有益とはいえませんが、胃がんの周りの臓器への浸潤(しんじゅん) や転移 している病変の発見に有用です。
胃のCTで何がわかる?
胃がんや大腸がんといった消化管は内視鏡検査(胃カメラや大腸カメラ)が必要になり、肺・肝や子宮などはCTを撮る事で「早期がん」を見つけることができます。 早期に見つかった「がん」は簡単な手術で終了することが多いのです。 また、「がん」だけではなく、急性疾患においても有用な検査です。