「45歳以上で1日1箱以上の喫煙者なら毎年か2年に1回(X線検査の間に)、非喫煙者なら4年に1回」。 というわけで、たばこを吸わない女性の方、今後は4年に1度の国際的イベントがある年を「胸部CT検査の年」と覚えておくとよいかもしれません。
CT 何年に1回?
全国的に実施可能なCT検診の方式として,次の2つが考えられる。 (1)喫煙者は経年受診,非喫煙者は3年に1回のCT検診を行い,その間は従来の胸部X線検診を行う。 (2)すべての対象者に3年~5年に1回のCT検診を行い,その間は胸部X線検診を行う。 いずれの場合も男性喫煙者には喀痰細胞診を経年併用する。
CT検査 何回まで大丈夫?
検査回数の上限はありません。 医師が責任を持って決定します。 電離放射線は発がん性が確認されています。
CT検査 何年おき?
検診の間隔につきましては、1年に1度、PET/CTを含めた総合検診を受けるのが理想的ではあります。 それが難しい場合は、PET/CTがん検診と特に気になっている部位のがん検診を1年おきに交互に受けるという方法もあります。
CT 何ヶ月おき?
A:確定診断をつけることが困難な10~15mmの異常陰影に対しては3ヶ月後に経過観察CTを撮影し、確定診断をつけるか、このまま経過観察を続けるか決定することが多いようです。 経過観察の場合は異常陰影の性状に応じて検査間隔を3~12 ヶ月に設定しています。