腹痛膵がんは膵管から発生するため、膵臓の中の主膵管という膵液が集まる管が詰まってしまうことがあります。 主膵管が詰まってしまうと作られた膵液の逃げ場が無くなり、内部の圧力が上昇し膵管が拡張します。 膵管の拡張は膵がんの重要なサインの一つです。
膵癌 背部痛 なぜ?
膵臓の病気(膵炎・膵癌) しかし膵臓癌で背中や腰が痛くなる理由は、背骨の周囲の神経へ癌細胞が浸潤することによります。 そういった痛みは当然進行性なので、良くなったりすることはありません。 また、背中だけでなくみぞおちにも痛みが出るので、食事がとれないなど他の症状が目立つことも多いです。
慢性膵炎 腹痛 なぜ?
腹痛は、お酒を飲んだあと、食べすぎや脂肪分のとりすぎなどにより引き起こされます。 慢性膵炎を発症すると、腹痛の発作が5~10年にわたり繰り返し起こります※2。 その間に膵臓の中では炎症が進行し、消化酵素やインスリンなどのホルモンのはたらきがだんだん弱くなっていきます。
膵炎 腹痛 なぜ?
慢性膵炎では、膵液の通り道である膵管が細くなったり、膵管の中に膵石ができたりして、膵液の流れが悪くなり、痛みが生じると考えられています。 慢性膵炎の初期段階では、膵臓の機能は保たれており(代償期)、腹痛が主な症状です。
慢性膵炎 下痢 なぜ?
慢性膵炎は進行すると、痛み以外の症状も出てきます。 まず膵臓で分泌されている消化酵素の量が減り、消化する力が弱まり、やがて下痢や脂肪便(便器の中に油が浮くような便)がみられるようになります。 栄養を十分に吸収できなくなることで、しばしば体重減少もみられます。