便に潜む血液の有無を調べる検査、いわゆる検便を行います。 大腸がんの検査と言うと、大腸を直接診察する検査を思い浮かべるかもしれませんが、大腸がん検診では便を検査する事でがんにかかっているかどうか調べることが出来ます。 大腸がんやポリープがあると、便が腸内を移動する際に便と組織が擦れて血液が付着します。
検便で何がわかるの?
二日間の便を採取していただき、ヒトヘモグロビンが陽性か検査します。 陽性反応がある場合、大腸、直腸の腫瘍、ポリープなどが疑われます。 胃や十二指腸からの出血が原因ということも考えられますが、陽性の場合は大腸内視鏡検査で出血源が何かを特定する事が必要です。
大腸がん検診 検便 いつ?
・便は、なるべく検査当日、前日、前々日の3日間のうちから2回(2日間)とるようにしてください。
健康診断 検便 再検査 何科?
便潜血の再検査は、消化器内科・消化器科・内科・肛門科・胃腸科などに行きましょう。
大腸がんなんのけんさでわかる?
一次検診(便潜血検査)や症状などで大腸がんが疑われる場合、直腸指診や注腸造影検査、大腸内視鏡検査を行い、大腸がんの有無を調べます。