40歳以上の方は、早期発見のためにも大腸がん検診は年1回行いましょう。 という方は、大腸精密検査の受診をお勧めします。 従来の検査法では注腸(大腸バリウム検査)や大腸内視鏡(大腸カメラ)検査が一般的です。
大腸がん検診 どうやる?
下剤で大腸を空にしたあとに、内視鏡を肛門から挿入し、直腸から盲腸までの大腸の全部位を観察し、がんやポリープなどの病変の有無を確認する検査です。 必要に応じて組織を採取し悪性かどうか診断します。 大腸の奥まで観察することが困難な場合は、ほかの検査方法が用いられることがあります。
がん 早期発見 どうやって?
通常、がんには自覚症状がないためがんを早期発見するにはがん検診を受けることが必要です。 なお、健診は自身の健康状態を把握するために行われ、がんなどの特定の病気を検査するためのものではないため検診とは異なります。
大腸がんの初期症状はどんなもの?
早期の段階では自覚症状はほとんどなく、進行すると症状が出ることが多くなります。 症状としては、血便(便に血が混じる)、下血(腸からの出血により赤または赤黒い便が出る、便の表面に血液が付着する)、下痢と便秘の繰り返し、便が細い、便が残る感じ、おなかが張る、腹痛、貧血、体重減少などがあります。
大腸がん検査 どんな感じ?
大腸がんの位置や広がりを調べる主な検査 内視鏡を肛門から挿入し、大腸の中を観察します。 ポリープなどの異常な病変がみられた場合は、組織を一部採取して病理検査でその性状を詳しく調べます。 肛門からバリウムと空気を注入してX 線写真を撮影し、がんの位置や深さ、大腸の狭さの程度などを調べます。