治療は薬物治療が中心となります。 ステロイドの注腸や点滴などの他、炎症を抑える目的で抗TNFα抗体製剤が用いられる事もありますが、治療法は確立していません。 基本的に服薬によって治療しますが、併せてストレスの軽減、アルコールや刺激の強い食べ物を摂りすぎないなど食生活の見直しも進めた方がいいでしょう。
大腸炎はどれぐらいで治る?
内科治療により症状がよくなっても大腸の炎症が治るのには数カ月の時間がかかります。 その途中で勝手に薬を減らしてしまうと再燃しやすくなりますので、主治医によく相談してから減量や中止を検討しましょう。 場合によっては再燃予防および大腸がんの予防のためにも当面は5-アミノサリチル酸製剤の内服継続がよいと考えられています。
腸炎 なぜ?
原因は多様ですが、細菌・ウイルス感染、自己免疫、ストレス、生活習慣の乱れなどが考えられています。 日頃の食生活の暴飲暴食、また、ストレスなどによっても引き起こされることもあり、急性腸炎の不十分な治療によってもなることもあります。 また、胃や内臓の病気で腸が刺激されるなどが、主な原因とされています。
大腸 炎症 何日?
腸の炎症が治まるまで、ウイルス性の場合は数日、細菌性の場合は1ー2週間程度かかる場合もあります。 前述のようにほとんどは未治療で治ることも多いですが、点滴による補液を行うことで症状が楽になることもあります。 また血便を伴う場合は重症化することも多いので必ず医療機関へ相談して下さい。
潰瘍性大腸炎 何日で治る?
A 潰瘍性大腸炎は原因不明で、現時点で完治させる治療法はありません。 しかし、適切な治療を受けることで通常の日常生活を送ることが可能です。 Q 治療はいつまで続ければいいの? A 潰瘍性大腸炎は、現時点で完治させる治療法はなく、寛解(症状が治まった状態)を維持するため、継続して治療を行う必要があります。