蟯虫(ぎょうちゅう)に感染している可能性があるのでしたら、肛門科や内科を受診されるのが適当です。
寄生虫は何科で診てもらうの?
「サナダムシがいるかも…」と疑うときは、内科・消化器内科を受診しましょう。
蟯虫 どうやって感染?
伝染方法 蟯虫のメスは、抱卵が成熟すると、保虫者の肛門から這い出して、肛門周囲に産卵します。 虫卵は、産卵後6~7時間程度で感染が可能となります。 肛門を触ったり、寝具・衣類などを介して、虫卵を飲み込んで感染が成立します。
蟯虫検査がなぜなくなったのか?
多くの人に幼い頃のこんな思い出があるのではないだろうか。 小学校3年生以下の児童に義務づけられていた「ぎょう虫検査」が、文部科学省の学校保健安全法の改正に伴い、2015年度限りで学校健診から消えることになった。 ぎょう虫検査は1961年度から学校保健法において実施項目となり、組織的な検査が始まった。
ぎょう虫がいるとどうなる?
ぎょう虫はヒトにしか寄生しません。 感染しても、少数のぎょう虫寄生の場合はほとんどが無症状です。 しかし、多数になると下痢や腹痛等をきたす事があります。 また、子供の場合、肛門周囲の掻痒感(かゆみ)のために、寝不足になったり、夜泣き、注意力散漫、肛門周囲をかくことによる皮膚炎などを起こす事があります。