大腿骨の骨折が起こるとどんな症状が出ますか? 転倒や転落後に大腿の付け根に痛みが出現し、立つことや歩くことができなくなり、下肢を動かすと痛がります。
大腿骨頸部骨折の痛みは?
「大腿骨頸部骨折」とは、股関節(足の付け根)の中で大腿骨の骨頭を支える頸(くび)の部分の骨折です。 主な症状は、股関節部(脚の付け根)に痛みがあり、ほとんどの場合、立つことや歩くことができなくなります。 高齢者が転倒して立ち上がれなくなった時には、まず、この骨折が考えられます。
大腿骨骨頭壊死 どこが痛い?
痛みは壊死した骨頭が陥没して初めて起こり、陥没の程度が大きいほど大きな症状を引き起こすようです。 よって陥没の程度がごくわずかな時期は股関節から殿部の違和感程度の場合があります。 痛みは股関節にとどまらず太ももや膝の痛みとして感じる人もいます。 また殿部の痛みのため坐骨神経痛として治療を続けられている人もいます。
大腿骨骨折 何科?
ほとんどの方は動けなくなるほどの痛みを伴いますが、強い痛みではない方は歩いている間に痛みが段々と強くなり骨折が悪化することがあります。 早急に整形外科を受診しましょう。
大腿骨骨幹部骨折の痛みは?
大腿骨骨幹部骨折が生じると、発症直後からの急激かつ強い痛みを自覚するようになります。 痛みのために自分自身の体重を受傷側の足にかけることができず、歩行をすることができなくなります。 また、大腿骨には多くの筋肉が付いている関係もあり、大腿骨骨幹部骨折が生じると下肢の変形がみられます。