帯祝いの正式なしきたり・風習では、「帯役」を子宝に恵まれた夫婦に依頼し、仲人を招き、両家の両親にも同席してもらい、帯を巻く儀式を行います。 しかし現代ではお仲人さんを含めた“おつきあい”そのものが減っているため、妻の母や姑に腹帯を巻いてもらうことも多いようです。
帯祝い 何をする?
帯祝いでは神社で安産祈願した後に内輪だけの祝宴を行います。 腹帯は病院などで巻き方の指導を受けて夫や妊婦の母親、姑が妊婦に巻くのが一般的です。 かつては子宝に恵まれた夫婦の妻が帯役となって、妊婦に腹帯を巻いていました。 最近では戌の日にこだわらず、お母さんの体調や家族の予定に合わせて行われることも多くなりました。
腹帯は誰が用意するの?
腹帯は、かつては妊婦側の親族が用意するのが一般的でした。 しかし、現代では誰が買うべきか正式な決まりはありません。 ママが自分の好みのものを買ったり、義父母にもらったりと、人によって異なります。
腹帯のお祝いはどちらの親がやるのかな?
日本では安産祈願で「帯祝い」という風習があり、本来は妊婦側の両親が買うべきものでした。 現在は誰が買うべきという風習も減りつつあり、誰が用意しても良いという認識が広まっています。 ただ地域によって、この「帯祝い」の風習が残っている所もあります。 そのため、「帯祝い」について知っておくと安心ですよ。
妊娠中の安産祈願は?
日本では妊娠5ヶ月目の最初の戌の日に腹帯を巻き、安産を祈願する風習があります。 なぜ戌の日なのか?というと、戌(犬)は多産でありながらお産が軽いことから「安産の守り神」として親しまれてきたからです。 これにちなんで、戌の日に安産を願う「帯祝い」という安産祈願が定着したといわれています。