帯状疱疹の原因は、多くの人が子どもの頃に感染する水ぼうそうと同じ「水痘・帯状疱疹ウイルス」です。 水ぼうそうが治った後も、ウイルスは背骨に近い神経に症状を出さない状態で潜んでおり、加齢や疲労、ストレスなどによって免疫力が低下するとウイルスが再び目覚め、帯状疱疹として発症します。
帯状疱疹になったらどうすればいいの?
発疹が出たら3日以内に受診を そこでぜひ覚えておいてほしいのが、痛みに加えて皮膚に発疹などが現れた場合には、3日以内に皮膚科を受診する、ということです。 帯状疱疹は早期発見、早期治療で後遺症なく治癒できる病気です。 治療は抗ウイルス薬が中心で、外来での内服または入院での点滴が行われます。
水疱瘡 何科を受診?
小児科でも皮膚科どちらでもかまいませんが、水ぼうそうはあとになるこが多いので、小児科よりも傷跡を残さないようにきめ細かく指導してくれる皮膚科への受診をおすすめします。 皮膚にできるあらゆる病気≪リンゴ病、風疹、麻疹、手足口病、水いぼ≫などは皮膚科医におまかせ下さい。
帯状疱疹とはどういうものですか?
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。 体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。 症状の多くは上半身に現れ、顔面、特に目の周りにも現れることがあります。 通常、皮膚症状に先行して痛みが生じます。
帯状疱疹は何感染?
水痘・帯状疱疹ウイルスは非常に感染力が強く、感染者の咳やくしゃみから飛沫感染したり、発疹から出たウイルスに接触感染したりすることで、他の人へと感染が広がっていきます。 また、空気感染も起こるため、感染者と同じ空間にいるだけで感染することがあります。