ダムや湖にためられた水は、取水設備から取り入れられます。 取り入れた水は、「導水管」を通って、浄水場に運ばれます。 浄水場で水道水がつくられます。 水道水は、いつでも使えるように、いったん配水池でためておきます。
水はどのようにきれいにされているのか?
よごれた水がきれいになるしくみ(イメージ) (1)よごれた水に 微生物 のかたまりを混ぜて、空気を送ります。 (2) 微生物 がよごれを食べて 増 えていきます。 (3) 微生物 が 増 えると、くっついて大きくなります。 (4)空気を止めて 静 かにするとくっついて重くなった 微生物が 沈みはじめます。
水はどのように使われているのか?
水は、私たちの飲み水や炊事、洗濯、風呂、水洗トイレなどの日常生活で使われるほか、農業、工業、水力発電など幅広い分野の産業で使われており、私たちの暮らしを支えています。
水はなぜきれい?
水道水がきれいな水である要因の一つは、殺菌作用のある塩素が用いられているからです。 塩素は私たちが安心して水道水を使うためになくてはならないものです。 一方で、その量が多いと味やにおいに影響を及ぼすこともあります。 さらにきれいでおいしい水を楽しむために、浄水器や整水器を設置する家庭も増えています。
水はどうやって作られているのか?
川や井戸の水は、もともと雨の水です。 雨の水が集まって川に流れこんだり、また、地面にしみこんで井戸水になったりしたものです。 それでは、雨の水はどこからやってきた水でしょうか。 雨の水は、海の水が太陽の熱で蒸発(じょうはつ)して雲となり、その雲からふってきたものです。