デング熱は、蚊に刺されることによって感染する疾患です。 デング熱は急激な発熱で発症し、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状が見られます。 通常、発症後2~7日で解熱し、発疹は解熱時期に 出現します。
デング熱 かかるとどうなる?
デング熱感染後の潜伏期間は2~15日(多くは、3~7日)。 その後、突然の発熱で発症し、頭痛、結膜充血等を伴うことが多くあります。 この初期症状に続いて全身の筋肉痛、骨関節痛、全身倦怠感を呈します。 発症の3~4日後には胸部や体幹から始まる発疹が出現して顔面や四肢にも広がっていきます。
デング熱 なぜ?
デングウイルスは、デングウイルスに感染した蚊に刺されることによって感染します。 デング熱を発症した人が蚊に刺されると、その蚊にウイルスが移り、その蚊がほかの非感染者の血を吸う際に吸われた人の体内にウイルスが移ることによって感染が広がっていきます。 人から人へ直接感染することはありません。
デング熱は何類感染症?
帰国時にデング熱が疑われ、検疫所で検査の必要があると判断された場合には、検査を受けることができます(検疫法第13条)。 デング熱は感染症法で4類感染症全数届出疾患に分類されるため、診断した医師により直ちに最寄りの保健所に届けられます。
デング熱 どうやってうつる?
感染経路 ネッタイシマカやヒトスジシマカが媒介し、ウイルス保有の蚊に刺されることにより感染成立します。 直接的なヒト-ヒト感染はありません。