予定帝王切開を行う理由には、逆子や双子(あるいは三つ子以上)、胎盤が子宮の出口をふさいでいる場合(前置胎盤といいます)、 お母さんが以前に帝王切開やそれ以外の子宮の手術(例えば子宮筋腫を取る手術)を受けたことがある、などが挙げられます(注)。
帝王切開になるのはどうして?
胎盤が部分的、もしくは完全に子宮口をふさいでいる場合は、経膣分娩だと赤ちゃんが産道を通れない上に、赤ちゃんより先に胎盤がはがれる危険性もあるので、帝王切開で出産します。
帝王切開はなんでだめ?
帝王切開のリスク 帝王切開は開腹手術ですので、血栓症や術後癒着など手術に伴うリスクがあります。 特に、妊娠中は血栓ができやすい状態となっていることに加えて手術によっても血栓ができやすくなるため、血栓症形成のリスクは高いと考えられています。
帝王切開 、帝王って誰?
もともと"Kaiser"は分離するということで、ユリウス・カエサルも「ユリウス家の分家」という意味でした。 それが偉大な皇帝となったため、「カエサル=皇帝」となり、ドイツ語から日本語に翻訳する際に間違って「帝王切開」とされたのです。 本来は、「切開分娩」と訳せばよかったのです。
帝王切開の人は何人子供を産めるの?
帝王切開の場合、通常は3人まではOKとされています。 実際には3回以上も可能ですが、子宮破裂などのリスクが上がってきます。 また妊娠の間隔については、通常1年以上は空けることをお勧めします。