私たちの暮らしの中で重要な役割を担っているのが、民生機器用電池です。 携帯電話、ノートパソコンやデジタルカメラなどのモバイル・ポータブル機器には、各種「小型充電式電池(二次電池)」が使われています。 またテレビやエアコンなどのリモコン、懐中電灯、玩具などには使い切りの一次電池が多く使われています。
一次電池 何に使われる?
時計、懐中電灯、リモコン、携帯ラジオ、など幅広く使われ、連続放電しない用途で使用されると長持ちします。 たとえばラジコン、ミニ四駆、電動歯ブラシなどモーターを動かすものやストロボなどパワーが必要なものに最適です。 価格が安く防犯ブザーなどに幅広く使われています。
電池は何でできているの?
電池の材料は、「炭素(たんそ)、二酸化(にさんか)マンガン、塩化(えんか)アンモニウム、亜鉛(あえん)」などです。 電池はあまりふつうには知られていないものでできているのです。 電池のまん中には黒い棒(ぼう)が1本入っています。 これは、炭素というものでできています。
空気電池 何に使われている?
空気電池 空気電池は正極に空気中の酸素を利用し、負極に金属を利用している電池です。 補聴器やキッチンタイマーなど、小型で軽量の電気製品に使われています。 主にLi、Na、Caなどのアルカリ金属、アルカリ土類金属を空気中の酸素と化学反応させて電気を取り出しています。
リチウムイオン二次電池 何に使われている?
特に、車載用としてハイブリット車、電気自動車での拡大、再生可能エネルギーの大規模導入による電力貯蔵や家庭・ビル用電源としての使用、携帯用電子機器の関係では、映像の記録再生機能を持つ携帯電話やワイヤレスのインターネット接続など、コードレスの電子機器があたりまえの時代になりました。