液漏れしたものをなめてしまった場合、悪心・嘔吐・頭痛・口から喉の焼けるような痛み等が出ることがあります。 冷たい牛乳または水を飲ませ、異常があれば受診してください。
電池を飲んだらどうなる?
また、飲み込んだボタン電池が胃に達すると、酸性の胃液によって電池が腐食し、中身(電解液)が漏れ出す可能性があります。 アルカリマンガン電池などでは、中身のアルカリ性物質が漏れて胃などの内壁を損傷する危険があります。
ボタン電池飲み込むとどうなる?
ボタン電池を飲み込んだ際に、消化管に接触した電池から電流が流れると、電気分解により電池の外側(マイナス極側)にアルカリ性の液体が作られます。 このアルカリ性の液体はタンパク質を溶かす性質をもっており、短時間に消化管の壁に損傷が起こることがあります。
電池の液だれ?
液漏れのため電池がくっついていたり、膨張していたりする場合があります。 電池が外れにくい場合は、 決して素手で取ろうとせず、マイナスドライバーなどを使って取るようにしましょう。 電解水は水に溶けるため、液漏れした部分には濡らしたティッシュや雑巾、汚れに応じて歯ブラシや綿棒なども使い、しっかり拭き取ります。
でんち 水ぎん 何故?
1990年以前の乾電池には微量の水銀が含まれていました。 乾電池の負極に使われている亜鉛は、腐食反応で溶け出すとガスを発生させ、電池の性能を低下させるだけなく、電池膨れ、液漏れ、破裂等の原因となります。 これらを防止するために、腐食反応を抑制する水銀が添加されていました。