静脈内に正確に輸液を滴下するために輸液ポンプを使う。 設定するのは流量と予定輸液量である。
輸液ポンプ どういう時に使う?
輸液ポンプとは、設定した時間あたりの流量で持続的に輸液や薬剤投与をコントロールすることができる医療機器のことである。 正確な投与量の管理が必要な患者や心不全の患者、高齢者、小児などで使用される。
シリンジポンプを使用する目的で適切なのはどれか?
薬液の注入速度の調整のために使用する。 輸液ポンプ・シリンジポンプは、薬剤を一定の量・速度で正確に投与するために用いる。 時間流量と予定量を設定することで薬液の注入速度を調整することができる。
輸液ポンプを 50mL/時 に設定し、500mLの輸液を 午前10時から開始した。 終了予定時刻はどれか?
500mLの輸液を1時間当たり50mL投与することになるので、10時間かかることになる。 したがって、午前10時から投与開始した場合、午後8時に終了予定となる。
輸液ポンプを使用する主な目的はどれか?
輸液ポンプの使用目的は輸液の速度をなるべく一定に調整することである。 薬効の効果判定はできない。 輸液ポンプは、一定時間で薬物を投与できたり、輸液切れや点滴ルート内の気泡・閉塞検出などを発見することができます。 また、患者に対する安全性が確保されるという利点もあります。