ドーベルマンの特徴ともいえる立った耳と短いしっぽは、実は人工的に作られた姿でした。 本来は垂れ耳でしっぽも長いのですが、警察犬や軍用犬として働く際に邪魔になってしまうことから、断耳・断尾が行われるようになりました。 5 мар. 2019 г.
犬の尻尾を切るのはなぜ?
糞便による汚染を防ぐため 一般的に、長毛種は尻尾の毛も長い特徴を持ちます。 特に外で飼われている犬の場合、尻尾に付着した糞便による汚染からウジ虫が湧いたり、皮膚病につながるケースもまれではありません。 そういった不衛生を防ぐ理由で断尾が行われることがあります。
ドーベルマン 耳切るのはなぜ?
現在、ドーベルマンに断耳や断尾が行われる理由は、見た目を意識しているという側面が強いです。 もともと警備犬としての役割を期待されて誕生した犬種で、重要な設備や領域を守る以外に狼や他の犬といった外部の脅威と戦う必要もありました。 長い尻尾は戦う際に狙われやすく、急所になっていたのです。
なぜ断尾するのか?
そもそも、なぜ断尾や断耳は行われるようになったのでしょうか? 犬たちはその長い歴史の中で人間の仕事のパートナーとして、犬種ごとの役割を担ってきました。 そんな犬たちが野生の動物と争ったときに、尾や耳が長いとケガをしやすく危険が伴うので短くしたと言われています。
犬のしっぽ いつ切る?
断尾では、動物病院などで獣医師が行う場合とブリーダーが行う場合があります。 獣医師が行う場合には生後1週間以内に無麻酔で尾を切断します。 生後1週間以内では痛みを感じにくいとされているからです。 ただ、科学的根拠は薄く、痛みを感じていないのではなく、表現しにくいだけというのが正しいと考えられます。