動悸を感じるのは必ずしも心臓病や不整脈などの病的なときばかりでなく、健常者であっても労作や運動、あるいは精神的ストレスによって頻脈になったとき、血圧が上昇して心機能が亢進したときに動悸を自覚することがあります。 また、単に精神的要因だけで動悸を訴える場合も少なくありません。
突然動悸の原因は?
急に胸がドキドキしたり脈が乱れたりすると、改めて心臓の存在を感じるのではないでしょうか。 自己判断はせず、専門医を受診することをお勧めします。 安静にしていても動悸が続き、胸痛や息苦しさを感じる場合は「心筋梗塞」や「狭心症」「心不全」なども疑われますので救急受診が必要です。
動悸がする時はどうしたらいい?
動悸がしたときには、楽な姿勢で安静にしてください。 緊張する場面など、動悸がしそうなときは、深呼吸をしてリラックスすることを意識してください。 運動の強度は、医師の許可があった範囲内に留めてください。 カフェイン、アルコールは脈を速くする原因になりますので、摂り過ぎないようにしてください。
軽い動悸の原因は?
激しい運動ではなく、軽い運動や日常の中でも動悸が起こるようなら、心臓の働きが悪くなっている可能性があります。 心臓は十分に血液を送れていないと、拍動数を増やして不足を補おうとするのです。 また軽い運動をしていない場合でも、精神的なストレスがかかると脈は速くなります。
いつも動悸がする?
動悸の原因には、ストレスや疲労過多による自律神経の乱れ、心臓の病気などが考えられます。 「十分な睡眠やストレス緩和をおこなっても、症状が続く」のであれば、心臓の病気を疑う必要があります。