冬にウイルス感染症が多い理由は、気温と湿度が下がるので、①低温・低湿度を好むウイルスが長く生存し感染力が強くなる、②外気の乾燥に加え、冬は水分を積極的に摂取しないので、のどや気管支の粘膜が乾燥し傷みやすくなり、ウイルスが感染しやすくなる、③湿度が低いので、咳やくしゃみによる飛沫が素早く乾燥し小さくなる。
なぜ冬に風邪が流行るのか?
空気中のウイルスは人が息を吸い込む時に鼻やノドから感染して、流行しやすくなると考えられています。 また、空気が乾燥すると、ノドの粘膜が乾燥して炎症をおこしやすくなり、ウイルスを防御する力が衰えてきます。 こうしたことが重なって、空気が乾燥する冬には風邪をひきやすくなります。 Q:乾燥すると、なぜ肌あれするの?
インフルエンザはなぜ冬に流行るのか チコちゃん?
なぜ冬にインフルエンザが流行するの? 2019年11月に放送された『チコちゃんに叱られる!』 (NHK系)では、インフルエンザに関する知識が紹介されていました。 「国立感染症研究所」のインフルエンザウイルス研究センター長・長谷川秀樹さんによると、冬にインフルエンザが流行する理由としては「空気の乾燥」が挙げられるそう。
ノロウイルス なぜ冬に流行?
ノロウイルスが低温・乾燥を好むため冬に広まる ノロウイルスが冬に流行するのは、インフルエンザウイルスと同じように、低温・乾燥を好むウイルスだからと考えられています。
なぜインフルエンザは冬に流行するのか?
空気が乾燥しているため 冬季は乾いた空気が日本に流れ込みやすい気象条件であるため、夏季に比べて空気が乾燥しています。 湿度が高いと、ウイルスは水分によって重みを増すために地面に落下しやすく、空気中を漂う時間が短いわけですが、空気が乾燥しているとウイルスが空中を漂う時間は長くなってしまいます。