ドライソケットかどうかの判断は、抜歯窩が大きく開いていると見た目である程度判断出来ます。 ドライソケットでは、骨が露出しているので白く見えます。 ただし、親知らずは奥にあるため、ドライソケットとなっても暗くてはっきりと白く確認することは難しいかもしれません。
ドライソケット どのような痛み?
ドライソケットになると、特に何もしなくても常に痛みがある状態になります(自発痛と言います)。 心臓の拍動に合わせた、脈打つような痛みが出ることもあります。 ズキンズキンするような痛みです。 かなり強い痛みが出ることも多いので、おさまるまでは痛みを和らげる治療が必要になります。
抜歯後何日でドライソケットになりますか?
ドライソケットとは ドライソケットとは、抜歯した穴の骨が露出したままになり、骨に細菌感染が起きている状態です。 ドライソケットになると、抜歯後、数日(3~5日後)から強い痛みが出てきます。 通常、抜歯後は歯を抜いた穴に血液が溜まってモチ状に固まり(血餅といいます)、そこに血管や細胞が新しくでき、傷口が治っていきます。
ドライソケットになったらどうなる?
ドライソケットになると、骨が露出した状態になります。 そこから細菌が繁殖して炎症を起こすと、急性歯槽骨炎になる可能性があります。 これも激しい痛みを伴います。 さらに放置していると、骨が壊死することもあります。
ドライソケット どうすればいい?
ドライソケットになったら、なるべく早く抜歯を行った歯科医院に行きましょう。 歯科医院に行くと、まずは抜歯した部分の消毒を行い、抗生物質の軟膏を塗布し、抗生剤や痛み止めを再び処方され、しばらく様子を見ましょうと言われることがほとんどです。