犬は有機物(動植物体を構成している物質の事)の匂いが好きなのです。 例えば肉や血液などに多く含まれる有機物は動物のニオイの素になっています。 つまり有機物の匂いは獲物の匂いと言う事になります。 犬は有機物に反応して匂いをクンクン嗅ぐのであって、決して臭い物が好きと言う事ではありません。
犬 おしりを嗅ぐ なぜ?
人間の場合は相手の身なりと会話で相手の事を知っていきますが、犬の場合は、主に肛門腺から出る分泌物や尿のにおいを嗅ぐことで相手の情報を得ます。 犬はお互いのお尻や陰部のにおいを嗅ぎ合う事で『あいさつ』をします。
犬はなぜ匂いを嗅ぐ?
匂いを嗅ぐことで過去に会ったことがあるのか、自分と張り合うことが出来る犬なのかを判断しています。 さらに相手は怖がっていないか、自分と相性は良いのかなども見極めているのです。 匂いを嗅いで良い匂いなら仲良くなれますし、嫌な匂いだと思ったら距離を取るようになります。
動物 おしりの匂い なぜ?
なんでお尻なの? 犬のお尻付近には、肛門腺という器官が存在します。 ... なので、相手の情報を知るためには、まず肛門線から出る匂いを嗅けばいいのです。 さらに、相手のことをよく知るためには近くで匂いを嗅ぐ必要があります。
犬 いい匂い なぜ?
肉球にはエクリン腺が多いから 実はエクリン腺から出る汗は、基本的に無味無臭であると言われているのです。 このサラサラとした汗をかく肉球で地面を歩いたり、犬自身が肉球を舐めることで、香ばしいニオイが発するのではないかと考えれれています。