声帯は、男性ののどぼとけのおくにあります。 のどぼとけのない女性でも、同じような位置(少しかたく感じるところ)にあります。 この声帯は、紙を口にあてて鳴らすのと同じように、ふるえることによって声を出します。 声帯は、ふだんはかくれていて、声を出したいときだけ、のどの中の空気の通り道に出てくるしくみになっています。
人間はなんで喋れるようになったのか?
人間だけが言葉を話せるのは、他の動物にはない言語を理解できる優秀な頭脳を持っていることが挙げられます。 しかし、仮に他の動物が言語を理解できる頭脳を持ったとしても、言葉を話すことはできません。 もうひとつ、言葉を話すためには口呼吸できることが必要になります。
なぜ人間は動物と喋れないのか?
動物は言葉で指示されたことを理解できますが、話すことができません。 言葉の入り口である耳や脳があっても、中咽頭が未発達なために動物では言葉の出口を持たないというわけです。
人の声の仕組みは?
声が出る仕組み 喉仏の中に2枚の声帯という弦楽器の弦に相当する部分があり、吸気(息を吸う)時には声帯が開き、声を出すときには声帯が閉じ、呼気(吐く息)の力で声帯を振動させることで喉頭原音(声のもと)が作られます。 喉頭原音は声帯から唇までの声道(声の通り道)の共鳴により修飾され、声が産生されます。
電話はなんではなせるの?
答えは、遠くの人の電話と、手元の電話が電話線でつながっているからです。 この電話線の中をわたしたちの声や、相手の声が伝わるために、遠くの人とでも話ができるのです。 電話は、声を送るところと、声を受け取るところに分かれています。