ファスティングで食事をとらなくなり、血糖値が急に低下すると頭痛が起こることがあるのです。 さらに、血液中の血糖の低下を補うために、血液中にケトン体が大量の放出されることで頭痛や眠気、倦怠感などが起こるとも言われています。
空腹 頭痛 なぜ?
空腹を我慢したり、朝食を抜かす生活や過剰なダイエットなどは、血糖値が下がり、片頭痛の誘因となります。 ブドウ糖は全身の細胞のエネルギー源となるため、生きるためは不可欠な栄養素です。 そのため、血糖値が下がると、血糖値を上昇させる働きのあるノルアドレナリンやアドレナリンなどのホルモンが分泌されます。
断食 好転反応 何日目?
好転反応はファスティングをはじめてからおおむね1〜2日後に起こります。 糖質が体に入らなくなると、肝臓や筋肉にグリコーゲンとして蓄えられた糖質が使われるようになりますが、この糖質がなくなるのに半日程度かかるからです。
何も食べてない 頭痛い?
脳血管は血糖値に敏感に反応します。 食事を取らないことで血糖値が減少すると脳血管が緩みがちになり、脳血管の周囲にある神経を刺激して、片頭痛発作が起こりやすくなるのです。 さらに、片頭痛の発作中には脳が興奮状態になるため、機嫌も悪くなります。
食後の頭痛はなぜ?
食後の血糖値スパイクも頭痛を起こします。 食後に血糖値が急上昇し、その後に急降下するのが血糖値スパイクです。 血糖値スパイクは大量の活性酸素を血管内に生じさせることがわかっていて、この活性酸素が血管を傷付けて動脈硬化を進行させ、脳梗塞や心筋梗塞を起こすリスクを上昇させてしまいます。