ゾクゾクと身体が震え、服を着こんだり、布団で身体を覆ったりしても治まらない……。 このような強烈な寒気のことを悪寒と言います。 悪寒を感じた後は38度前後の高熱が出るケースが多く、なんらかの病気にかかった可能性が疑われます。 31 окт. 2019 г.
なぜ寒気がするのか?
脳の中にある視床下部という、体温を調節する部分(体温調節中枢)が体温を何度に維持するかという設定温度(セットポイント)を決めているのですが、ウイルスに抵抗するため、体温を普段よりも高い温度に設定します。 すると体は寒い環境に置かれたように感じ、それが悪寒(おかん)やさむけとしてあらわれると考えられています。
熱もないのに寒気がするのはなぜ?
熱のない悪寒は、感染症の初期症状としてあらわれることが多いです。 感染症にかかると、ウイルスや細菌とたたかうために、体が免疫機能を高めようと体温を上昇させます。 このとき、体温を上昇するために筋肉を震わせることで、悪寒が生じます。 悪寒の症状は、ウイルスや細菌による感染症のサインである可能性が高いのです。
寒気とは何か?
寒気さむけ 体が冷え、ぞくっと震えることで、医学的には悪寒(おかん)という。 赤痢、しょうこう熱、ジフテリアなどの急性感染症や、マラリア、腎盂(じんう)炎、胆石症などの急激な体温上昇発作の際にみられる。
悪寒戦慄 何故?
悪寒戦慄が起こるのは、ストレスによって自律神経の(交感神経)が過剰に働くことが原因です。 血管に対する良くなる反面、手や足などに血液を運ぶ毛細血管が細くなり収縮してしまうために、体温が末端まで送られてこないのです。