悪性リンパ腫は白血球の中のリンパ球ががん化した悪性腫瘍で、リンパ節が腫れたり、腫瘤ができる病気です。
悪性リンパ腫は完治しますか?
悪性リンパ腫の患者さんは、年間で10万人に10人程度の割合1)で報告されています。 悪性リンパ腫は、正確な診断に基づいて、適切な治療を行うことで、その種類によっては根治を目指せる可能性のある病気です。
悪性リンパ腫は癌ですか?
悪性リンパ腫とは血液がん(造血器腫瘍)の1つで、白血球の中のリンパ球ががん化したものです。 リンパ球には、B細胞、T細胞、NK細胞などの種類があり、これらががん化して無制限に増殖することで発症します。 悪性リンパ腫が発生する部位は、リンパ系組織とリンパ外臓器(節外臓器)の2つに大きく分けられます。
悪性リンパ腫かどうか?
悪性リンパ腫の疑いのある方では、問診・血液検査・超音波検査(エコー検査)・CT検査/MRI検査を行うことで、他の病気ではなく、悪性リンパ腫である可能性を判断します。 問診では、既往症や治療中の病気、気になる症状と症状のあらわれた時期、発熱、体重減少、激しい寝汗(盗汗)などの有無を確かめます。
悪性リンパ腫とは何?
リンパ腫は「血液のがん」の一種で、リンパ節などにあるリンパ球ががん細胞になってしまった病気です。 がん細胞とは、正常な細胞であったものが、遺伝子の異常などが細胞に起こることによって「正常な機能を持たないまま」「過剰に増殖するようになってしまう」細胞です。