悪性リンパ腫が疑われるときは、基本的な血液検査に加え、腫れがあるリンパ節の細胞を採取して詳しく調べます。 また、悪性リンパ腫が体のどこに、どの程度の大きさであるかを調べるため画像検査も行われます。
悪性リンパ腫の発見方法は?
悪性リンパ腫の検査1血液検査、尿検査 全身状態を知るために、血液検査や尿検査が行われます。 ... 2画像検査 胸部X線検査、超音波(エコー)検査、CT検査、MRI検査、PET検査(陽電子放出断層撮影法)。3骨髄検査 がん細胞が骨髄の中まで浸潤していると疑われる場合に行います。 ... 4消化管内視鏡検査 ... 5脳脊髄液検査
悪性リンパ腫の確定診断は?
悪性リンパ腫の確定診断は、外科切除や生検により採取された腫瘍の一部を用いた病理組織診断に基づきます。 臨床的に悪性リンパ腫が強く疑われる状況でも、一回の生検では確定診断に至らず、再度生検が必要な場合があります。
悪性リンパ腫の診断マーカーは?
最近、可溶性インターロイキン2受容体(sIL2‐R)の上昇が悪性リンパ腫腫瘍マーカーとして有用とされています。 しかし、まったくsIL2‐Rの変化を見ない悪性リンパ腫もあり、また、ウイルス感染症などでも上昇するため注意が必要です。
悪性リンパ腫の早期発見方法は?
検査 まずは症状や既往歴などについて問診し、触診でリンパ節の腫れを確かめます。 また、基本的な血液検査や尿検査に加え、腫れがあるリンパ節の細胞を採取して詳しく調べる病理組織検査などを行い、診断や種類を特定します。