症状 首やわきの下、足の付け根などリンパ節の多いところに、通常は痛みのないしこりとしてあらわれ、数週から数カ月かけ持続的に増大して縮小しません。 病期が進むと、このしこりや腫れは全身に広がり、進行するにしたがって全身的な症状(発熱、体重の減少、顕著な寝汗など)がみられるようになります。
悪性リンパ腫 どうやってわかる?
悪性リンパ腫の検査では、問診・血液検査・超音波検査(エコー検査)・CT検査/MRI検査などを行い、リンパ節生検により病理学的検査を行って確定診断をします。
悪性リンパ腫になる原因は何ですか?
悪性リンパ腫が発症する原因としては、ウイルス(EBウイルスなど)、細菌(ピロリ菌)、自己免疫疾患(関節リウマチなど)、免疫不全を引き起こす薬剤治療(メトトレキサートなど)、化学物質への暴露が挙げられますが、原因が明らかではない場合も少なくありません。
悪性リンパ腫はどこに表れやすいのか?
初期段階では、首や脇の下、足の付け根などリンパ節の多い部分で痛みのないしこりが現れることが特徴。 まれに痛みがあるがほとんどの場合痛みを伴わない。 症状が進行すると発熱や全身の倦怠感、体重減少、皮膚の赤み、腫れ、かゆみ、嘔吐などさまざまな症状が出てくる。
悪性リンパ腫 痛み どんな?
悪性リンパ腫の症状は、腫瘤(しゅりゅう)のできたところや病気のタイプによって違いますが、最も多いのはリンパ節の腫れや圧迫感です。 首やわきの下、足のつけ根などのリンパ節が腫れることが多く、腫れはゴムのような硬さです。 腫れたところをおしてもたいていの場合、痛みはありません。