エミューは、豪州原産の飛べない大型の鳥。 肉が低脂質・低カロリーで鉄分が豊富という。 脂肪から取れるオイルは化粧品に使われるなど、利用価値の高い新たな畜産資源とされる。
エミューの肉って何?
今年生まれたエミューです! 肉は鉄分が多く高タンパクでヘルシー。 脂肪は化粧品の素材となり、皮は革製品となり、羽はアクセサリーや毛鉤の素材となる。 ポイントは脂肪を化粧品の素材として使うということだ。
エミュー牧場 何のために?
ただ、実は、このエミュー、オーストラリアでは食用肉や薬にするために捕獲されている。 この地に日本エコシステムが2014年11月に牧場を設けたのも、生産から加工、販売まで手掛ける「エミューの6次産業化」を目指したものだ。 同社がエミューを飼育し、町内の農業生産法人「きやまファーム」に販売。
エミューの餌は何?
エミューは雑食で野菜くずや雑草もよく食べ、寒冷地にも適応するなど頑丈で飼育しやすいのが特徴だ。 藤澤社長によると、肉は赤身で高たんぱく・低カロリー。 鶏肉や牛肉の数倍の鉄分を含み、体重50キロの成鳥から肉10キロ、オイル10キロが取れるという。
エミュー 何科?
エミュー科エミュー【emu】 ダチョウ目エミュー科Dromaiidaeの鳥(イラスト)。 大型の走鳥類で,現生の鳥ではダチョウに次いで2番目に大きい。 全長約2m,頭高1.5~1.8m,体重36~54kg。