Emotetに感染すると、様々な情報を抜き取られてしまいます。 そのため、業務データの流出も懸念されたり、ユーザー名やパスワードといった認証情報を悪用されたりする恐れもあります。 もし会社のPCが感染してしまったとしたら、従業員の情報だけではなくクライアント情報等も流出することになります。
Emotetに感染したらどうなる?
感染すると、感染端末を利用しているユーザーのアカウント情報やパスワード、アドレス帳の情報、過去のメール履歴などを収集して攻撃者へ送信します。 それを受け取った攻撃者は「なりすましメール」を生成し、これまでやり取りがあった相手に対して送信する、といった形で際限なく拡散を広げているものになります。
Emotet 開くとどうなる?
Emotetのメールだと知らずにファイルを開くと感染し、メールアカウントとパスワード、アドレス帳などの情報が抜き取られてしまいます。 その情報を元に攻撃者は他のユーザーへ感染メールを送信するため、取引先や顧客を巻き込んでしまいます。
Emotet 何が起こる?
Emotetは、感染端末から次の感染に必要な情報を窃取する機能を持っています。 次の感染に向けたメール配信はEmotetに感染した端末とは別のボットネットを通じて配信されます。 そのため、感染端末にてEmotetが検知・隔離された後も、窃取された情報はEmotetの拡散に悪用されています。
エモテット 感染 どうする?
エモテットの感染が発覚した場合、感染が疑われる端末をネットワークから、また、感染が疑われる端末が繋がっているネットワークを外部のインターネットから遮断しましょう。 発覚した時期が感染から間もない場合には、他の端末に感染を広げてしまうリスクを下げることができるため、確実に実施しましょう。