そこで、普段の耳あかそうじの方法について解説していきます。 図のように耳あかは外耳道の入り口から1センチくらいの場所に存在します。 奥の方の耳あかは外耳道の皮膚の働きにより自然と外側に出てきます。 そこで普段の耳あかそうじは、2ないし4週間に一度の頻度で、手前側の見える範囲を綿棒や耳かきで軽くそっと掃除して終わりです。
耳かき 綿棒どのくらい?
おおよそ耳の入り口から1cm程度のところを掃除すれば十分です。 特に、奥の方まで綿棒などの耳掃除を押し込んでしまうと、耳垢も一緒に奥の方に行ってしまうのであまりお勧めできません。
耳かき 何週間?
耳掃除は、2週間に1度程度で十分です。 毎日掃除をしていた方は、がまんして2週間に1度程度に抑えましょう。 耳垢を鼓膜の方へ押し込んでしまうと、鼓膜自身を傷つけることがあります。 耳の穴(入口)から1cmぐらいの所で耳垢を取るようにしましょう。
耳垢はどのくらいでたまる?
大人の場合、外耳道は3~3.5センチほど。 耳の入り口近くには毛が生えている。 鼓膜から出発した表皮は1、2カ月かけて耳毛のところまで達し、ここで耳垢腺からの分泌物と一緒になって耳垢となる。
耳掃除 何センチ?
耳の穴から1センチの深さまでの掃除に留めましょう。 どうしてもその先の耳垢、かゆみが気になるというときには、耳鼻咽喉科を受診しましょう。 お子様が嫌がってしまう場合には、無理に耳そうじをしないでください。 外耳や鼓膜を傷つけてしまうおそれがあります。