腫れがごく軽い場合、自然に治癒することもあります。 腫れが強い場合、血腫を取り除く必要があります。 当院では、腫れた部分に、針を刺して血を抜き、抜いてへこんだ部分をガーゼなどで圧迫します。 血腫を取り除いただけでは、再度血がたまりやすいので、ガーゼ交換をするため、週に2~3回程度の通院が必要になります。
耳の血を抜く 何科?
普段の治療は、近くの耳鼻咽喉科、形成外科で十分です。 しかし慢性化した耳の治療は、耳鼻咽喉科、形成外科の専門科のある病院の受診をお勧めします。
耳介血腫圧迫いつまで?
b:皮膚切開,凝固塊を洗浄, ペンローズドレーンを 留置し,圧迫固定する. ドレーンは滲出液を認め なくなった時点で抜去し, その後も1週間程度の 圧迫を続ける.
耳介血腫何か?
耳介血腫とは 耳に力が加わることで内出血し、耳介の皮下に血液成分が貯まったものです。 レスリング 、柔道 、ボクシング、ラグビーなど耳がぶつかるスポーツを行う人に多くみられます。 感染を起こすと耳介軟骨膜炎になることがあります。
なぜ耳がわく?
では、どうして「耳がわく」のでしょうか。 格闘技系の競技をしている人は畳に耳が擦れたり、相手の頭がぶつかったりして耳介の部分に内出血を起こします。 こういうことを繰り返し起こしてそのまま放っておくと血腫が固まって耳が変形し、「耳がわく」状態になります。