耳鳴りとは、実際には音がないのに、音を感じてしまう症状です。 外耳から中耳、内耳、聴神経、脳までの音の伝わる経路のどこかに異常が起こることによって生じますが、多くは内耳の蝸牛(かぎゅう)という、空気振動を電気信号に変える器官の異常によって起こると考えられています。
耳鳴りは何の兆候?
耳鳴り、めまい、難聴を引き起こす病気 メニエール病、突発性難聴、老人性難聴、前庭神経炎、外リンパ瘻、外耳の病気(耳垢栓塞、耳性帯状疱疹)、中耳炎(急性化膿性中耳炎、滲出性中耳炎、慢性中耳炎、などがあります。 耳鳴りの原因となる病気には脳出血、脳こうそく、一過性脳虚血発作、脳腫瘍、椎骨脳低動脈循環不全などもあります。
耳鳴りを止めるにはどうしたらいいですか?
十分な睡眠をとりましょう。 ゆっくり過ごすこと、規則正しい生活をすることが自律神経を整え、耳鳴りの症状緩和につながります。 十分な睡眠をとるために、軽い運動や入浴の際に湯船につかって疲れを取ると良眠もえられやすくなります。 体が緊張状態になると自律神経の1つである「交感神経」が優位になります。
耳鳴りって何?
耳鳴りとは周りで何も音が鳴っているはずがないのに耳の中に様々な音が聞こえるという状態。 代表的な音としてはゴー、ザー、ジー、ブーンというような冷蔵庫がするような低い音やキーン、ピーという金属音やセミの鳴くようなミーンという高い音などがある。
耳鳴りはどこから?
鼓膜が音によって振動し、その振動が耳小骨によって増幅され、さらに耳の奥に伝わっていきます。 そこには、蝸牛(かぎゅう)という音を電気信号に変える器官があり、届いた振動が電気信号に変えられ、脳に伝わることで音として認識される仕組みです。 耳鳴りを起こす患者さんのうち、9割以上に難聴があると分かっています。