児童福祉法は、昭和22年(1947年)に制定され、すべての児童が心身ともに健やかに育成されることを目的としている。 主な内容に、療育の指導、小児慢性特定疾病医療費の支給、子育て支援事業(乳児家庭全戸訪問事業、養育支援訪問事業など)、助産施設、母子生活支援施設および保育所への入所等がある。
母子保健法に規定されているものはどれか?
母子保健法は、昭和40年(1965年)に制定され、妊娠の届出と母子健康手帳の交付、新生児の訪問指導、低出生体重児の届出、養育医療などが定められている。
乳幼児健診を規定しているのはどれか?
乳幼児健康診査は母子保健法で規定されている。 児童福祉法でも児童が入所する施設などにおける健康診断を規定しているが、乳幼児健康診査については定めていない。
養育医療が定められている法律はどれか?
養育医療とは、1歳未満の未熟児で、指定病院の医師が入院して治療する必要があると認めた赤ちゃんの医療費の一部を公費負担する制度である。 母子保健法に規定されている。
生活保護法に規定されているものはどれか?
生活保護法に規定されている保護施設は、救護施設、更生施設、医療保護施設、授産施設、宿所提供施設である。 救護施設は、身体上又は精神上著しい障害があるために日常生活を営むことが困難な要保護者を入所させて、生活扶助を行うことを目的とする。